2017年12月2日土曜日

サーキットでのモータースポーツ撮影で、オイラがマジでオススメするグッズ。

ここ1年近く、思いっきりハマってしまったサーキットでのモータースポーツ撮影。

全くのモータースポーツ撮影初心者が20回近くサーキットに通ってみて、持って行った方が良いと感じたグッズを紹介します。

逆に「これは要るだろう、多分使うだろう」と思って持っていったけど、結局使わなかったグッズについても後ろの方で書きます。


1 カメラとレンズ
当たり前だけど、これがないと始まらない。

オイラが現時点(29年12月2日)でお勧めするカメラはCanonのEOS kiss X7です。
はあぁ?と思われる方も多いと思うけど、2つ前の投稿をぜひ参考にしてください。X7でモータースポーツ撮影は十分ということが分かってもらえると思います。


2 SDカード
とにかく「書き込み」が速いSDカードが要る。東芝のSDHU-032GAが個人的に超お勧め。
今ならもっと高性能なSDカードはいくらでもある。
でも値段とのバランスを考えると、本当にお勧め。
オイラが買った時は、3,500円位だった。

値段だけなら、32GBだと2,000円以内でたくさんのSDカードが売っている。
でも激安SDカードには、書き込みが遅いSDカードが多い。

モータースポーツ撮影では、書き込みが遅いSDカードは絶対止めた方が良いと思う。
書き込みが遅いと撮影中に「バッファフル」で30秒程撮影できないこともある。
お勧めは100MB/S程度以上の速度が出るSDカードがお勧め。

写真のSDカードだと、2,400万画素の富士フィルムX-T2で撮った場合、最高jpeg画質でカード容量一杯まで多分無限連射ができます(あくまで予想です)。ここを参考にしてください。

あ、カード選びで注意して欲しいのは、「読み込み速度」と「書き込み速度」が結構違うこと。サーキット撮影で大事なのは、「書き込み速度」ですからね。時々、「読み込み90MB/S」と速いけど、「書き込み30MB/S」遅いタイプがあるので要注意。書き込み速度100MB/S
以上がお勧め。

3 クーラーボックス
はっきり言って、サーキット撮影にクーラーボックスを持ってきているカメラマンは見たことがない。ネット上には、「サーキット撮影でお勧めグッズ」という内容のサイトは良く見かけるけど、クーラーボックスを勧めているサイトは見たことがない。

でもお勧め。

理由1 カメラバッグ代わりになる。上のクーラーボックスだとEOS 5D2 + EF70-200mm F2.8LやEF400 F5.6Lの収納もできる。もっと小さいカメラだと4台以上カメラを収納できた。

理由2 椅子や脚立代わりに使える。脚立としてはあまり効果がないけど、椅子としては大活躍。モータースポーツ撮影では、立った状態で撮影しているカメラマンさんがたくさん居る。オイラはなるべく低い位置から撮影したいので、地面に座って撮ることもある。
地面にそのまま座るとお尻が痛くなるし、秋以降だと夜露でジーパンが濡れることもしょっちゅうある。
クーラーボックスがあれば、かなり快適に座って撮影ができる。

理由3 断熱性が高い。真夏のサーキットはめちゃめちゃ暑い。しかも屋根も日陰も無いので、朝から夕方まで数時間以上炎天下の下で延々撮影する。以前は炎天下でカメラを地面に直置きしていたら、カメラがめちゃめちゃ熱くなっていた。これはカメラやレンズに悪そう。クーラーボックスは名前の通り、カメラを中に入れていても熱くならない。

理由4 水筒やジュースなどもたくさん収納できる。しかもぬるくなりにくい。理由3と同じで炎天下で一日撮影するとマジで熱中症になりそう。オイラは夏の撮影では一日3リットル程麦茶を飲んだ。水筒4本を用意してクーラーボックスに入れた。喉が乾いたからと言って、いちいち自販機まで買いに行っていたら、シャッターチャンスを逃しちゃうからね。

理由5 万一雨が降ってきても、大事なカメラとか収納できる。ここ1年近くで、突然小雨が降ってきたことが数回あった。短時間ならカメラリュックやカメラバッグでも問題ないと思うけど、長時間降るなら布製のバッグだと水が滲みてしまいそう。クーラーボックスだと安心。

ね、結構利点があるでしょ。


4 手ブレ防止ホルダー。
これも超お勧め。
「これは何じゃ?」って方。アマゾンのサイトを参考にしてちょ。

一脚と組み合わせて使う。

個人的には、一脚を地面に置いて撮影するより、一脚をこのホルダーで支えて撮る方が、動きの自由度が高く、高速で動く被写体にカメラの振りを合わせ易い。
この辺りは人によって感覚が違うと思うけど、個人的にはマジでお勧めグッズ。

オイラの場合、成功写真が撮れる確率が上昇した。


5 予備バッテリー

予備バッテリーは、「お勧め」というより、「必須」と思ってもらった方が良いかな。
特にミラーレスカメラはバッテリーの持ちが悪いので一日サーキット撮影するなら、4個は要る。
もちろん純正バッテリーが安心でお勧め。
でも純正バッテリーってめちゃめちゃ高い。オイラには買えん。

上の写真は、EOS kiss X7用の互換バッテリー。バッテリー2個に加えて充電器と車内用シガーソケットまで付いて1,850円だった。
激安互換バッテリーは、安易にお勧めできない。
理由は、「爆発」や「厚みが違ってカメラから抜けなくなる」こともあるらしい(あくまでもネット情報)。
個人的にたくさん互換バッテリーを買ってきた。その中で「爆発」はなし。「バッテリーが抜けなくなった」のが1回ある。
この項目は、互換バッテリーを勧めているのではなく、「予備バッテリーは要りまっせ」ということ。


6 プライベート用の名刺
サーキットで主催者さんやライダーさんに挨拶する時に役立つ。
オイラのようにサーキットで撮った写真をブログに載せてる場合は、ライダーさんに対してサイトの案内にも使える。
自営業の方なら仕事用の名刺を配っても良いと思うけど、普通のサラリーマンが勤務先の名刺をサーキットで配る訳にはいかんからね。
印刷業者さんで作っても良いけど、オイラはの場合はダイソーで名刺専用の紙を買ってきてインクジェットプリンターで印刷した。上の写真の用紙は100枚の名刺が作れる。
作成はめちゃめちゃ簡単。


7 チェキ(半分冗談です)。
走行会の後には、大抵「表彰式」や「じゃんけん大会」がある。
場合によっては、レースクイーンのお姉さんがいることもある。
そういう時にその場で撮ってすぐに渡せるチェキはかなりウケる。
特にレースクイーンさんとのツーショット写真は、おじさんライダーには大受けする。


8 日傘
これは、秋になってから、来シーズンに向けて買った。
実は、まだサーキットで使っていない。
クーラーボックスの項目でも買いたいけど、真夏のサーキットは暑い!なんてレベルではない。完全炎天下で屋根も日陰もなし。全く逃げ場がない。
冗談抜きでマジで熱中症で倒れそうになる。

日焼けもハンパじゃない。朝9時前から夕方4時過ぎまで、ほぼず〜っと炎天下で居るので、日焼け止めも汗で流れ、真っ黒以上に日焼けする。頭皮も思いっ切り日焼する。
日傘があると全然違う。暑いことは暑いけど、暑さレベルと日焼け具合やかなり違う。
でも、片手で日傘をさしたままでは撮影できないので、考えたのがこの使い方。
カメラリュックに日傘をくっ付けて両手はカメラを持てるようにした。
日傘の下の部分は、リュックのサイドポケットに収納。
これだけだと日傘がグラグラするし、風で傘が飛んでいくかもしれない。
そこで、リュックの取っ手部分にカラビナを付けて傘が飛ばないようにした。グラグラも解消。
万が一でも、傘がコース内に飛んで行ったら大変だからね。
これで来シーズンの夏は多少の涼しく撮影できるはず!
もちろん、普通の雨傘としても使えるから、突然の雨でも活躍するはず。



ここから下は、「持っていったけど、結局使わなかったグッズ」

1 レインカバー
これは場面によって考えが違うと思う。
最初は、お勧めグッズにしようかとも思った。

「レインカバーがあれば、雨の中でも撮影できるやん!」と思う人も多いやろね。

でも、バイク撮影の場合、雨の中ではほとんどのライダーさんは走行を中止する。気合入れて雨の中でも走るライダーさんもいるけど、かなりゆっくり走行するので、あまりフォトジェニックな走りではない。雨の中では無理せず撮影を中断する方を選んでいる。つまり「モノとしては良いんだけど、実際使いみちがない」ということ。

ただ、モトクロス撮影など、砂埃がひどい撮影では結構役に立つと思う。
それと、「どうしても雨の中でも撮影をしないといけない人」には使えるグッズだと思うので、一概に「役立たず」とは決めつけません。


2 三脚(写真なし)
過去に数回以上、三脚を持って行った。
オイラが尊敬するカメラマンさんで、三脚を使ってメチャメチャ「ビシっと」した写真を撮っておられる方がいる。
真似して三脚を使って撮ってみたけど、結局上手く撮れないだよね。
理由は分からんけど、流し撮りに三脚は使い辛い。

人によっては、「絶対に三脚は要る」というカメラマンさんがいるかもしれないので否定はしない。













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